リクオ x 中川敬

(日)

MEMBER

中川敬 / NAKAGAWA TAKASHI
リクオ

PROFILE

【中川敬 NAKAGAWA TAKASHI】
 ロック・バンド「ソウル・フラワー・ユニオン」のヴォーカル、ギター、三線。前身バンド「ニューエスト・モデル」に始まり、並行活動中の「ソウル・フラワー・モノノケ・サミット」や弾き語りソロなど、多岐にわたる活動で、作品やライヴを通じて多くの人々を魅了している。トラッド、ソウル、ジャズ、パンク、レゲエ、ラテン、民謡、チンドン、ロックンロールなど、あらゆる音楽を精力的に雑食・具現化する、これらのバンドの音楽性をまとめあげる才能をして、ソング・ライター、プロデューサーとしての評価も高い。
 また、阪神淡路大震災の際、民謡や戦前流行歌などをレパートリーに、避難所、仮設住宅、復興住宅などで二百回を越える出前ライヴを行ない、このたびの東日本大震災においても、東北各地の避難所、仮設住宅などで三十回ほどライヴを行っている。「満月の夕(ゆうべ)」は、1995年2月、神戸の避難所で生まれた名曲である。東ティモール、パレスチナ難民キャンプ、フィリピン・スモーキーマウンテン等、世界のマージナルな場所でのライヴも敢行している。
 2015年から本格的に弾き語りで全国ツアーを開始。2016年はニューエスト・モデル結成30周年、2017年10月に第4弾ソロアルバム『豊穣なる闇のバラッド』をリリースする。

【リクオ】
京都出身。ソウルフルなヴォーカルと幅広いソングライティング、グルーヴィーなピアノスタイルで、注目を集める。
'92年、忌野清志郎との共作シングル「胸が痛いよ」を忌野清志郎プロデュースでリリース。 '90年代は、セッションマンとしても活躍し、忌野清志郎、オリジナル・ラブ、ブルーハーツ、真心ブラザーズ等のツアーやレコーディングに参加。
'90年代後半より、インディーズに活動を移行。年間120本を越えるツアーで鍛えられたファンキーなライブパフォーマンスは、世代・ジャンルを越えて熱狂的な支持を集め、いつしかローリングピアノマンと呼ばれるように。
'12年から、コラボ・イベント「HOBO CONNECTION」を主催し、奇妙礼太郎、仲井戸“CHABO”麗市、高野寛、Caravan、カーネーション、七尾旅人、中川 敬(ソウル・フラワー・ユニオン )、竹原ピストル、大木温之(The ピーズ)等多くのミュージシャンとのコラボ・ライブを繰り広げる。
'16年4月には、満を持して、自身が立ち上げたレーベルHello Recordsより、アルバム『Hello!』をリリース。CDと同時に自身初のアナログ・レコードもリリース。'17年1月にはリクオ with HOBO HOUSE BAND名義でライブCD『Hello!Live』とDVD『Hello!Live Movie』を同時リリース。7月、ソロとしてフジロックへ初出演。