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PROFILE: 1964年生まれ、カナダのトロントで6年間郵便配達のお兄さんとして働きながら、地道な作曲活動を続け、インディ・レーベルから2枚のアルバムを出していたシャイな童顔シンガー・ソングライター、ロン・セクスミス。「上品でエレガントな宝石」という先輩エルヴィス・コステロの絶賛の後押しも受け、翌年のコステロ日本公演の前座を務め、ゆっくりとしかし確実にファンを増やしていった。国内盤は1年遅れの発売にもかかわらず、好調な売り上げを記録した。黄昏色の落ち着いた雰囲気のサウンドに乗せて、ロンが素朴なメロディーと切ない歌唱で綴るメランコリックな「短いささやかな物語」の世界は、敬愛するレナード・コーエンやニール・ヤングを生んだカナダのフォーク吟遊詩人の伝統を受け継ぐと本人も自覚しているが、その一方で、バート・バカラックやニルソンなどのポップ音楽の職業作曲家からの影響も感じさせる。私小説作家の感性とポップ職人の技巧を併せ持つのがロンの特徴のようだ。その後も97年に『OTHER SONGS』、99年に『WHEREABOUTS』をデビュー・アルバムと同じく、ミッチェル・フルーム&チャド・ブレイクのコンビで制作。アルバム発売ごとに来日公演も行い、彼の持つ独特の世界とその飾らない人柄で多くの人々を魅了している。 |
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