SHEENA & THE ROKKETS (日)
鮎川誠(Vo,G)、奈良敏博(B)、川嶋一秀(D)、シーナ(Vo,Tab)
鮎川誠、シーナを中心に結成。2014年結成36年を迎える。
1978年にエルビス・コステロの前座としてデビューした際のオリジナルメンバーである奈良敏博(B)、川嶋一秀(Dr)を従え、精力的にライブ活動を続けている。
初ステージ以来、一度も立ち止まることなく常に時代の中で革新的な存在であり、その活動のブレのなさにおいても日本のロツクシーンで抜群の信頼感、存在感を誇る。
鮎川が以前やっていた「サンハウス」から引き継がれたリズム&ブルースのリスペクトを基盤に、ビートを強調した彼らのソリッドなスタイルは、博多を中心としたムーブメントを生んだ。のちの「めんたいロック」の原型となる。
シーナのコケティッシュでパワフルなボーカルとダイナミックなステージ、鮎川のマーシャル直結のブラック・レスポール・サウンドは日本の”ロック・アイコン”として熱狂的な支持を得ている。彼らがデビューから一貫して提示してきたハッピーでスリリングなバイブスは老若男女を問わず世代を越えて広がっており、数々のイベントやフェスティバルに出演している。
今年7月には18枚目にあたる待望のニューアルバム「ROKKET RIDE」を発売し、9月には日比谷野外大音楽堂でのワンマンライブを開催した。
-Discography-
1978年にシングル「涙のハイウェイ」でデビュー。1979年2ndアルバム「真空パック」をリリース。「レイジー・クレイジー・ブルース」「ハッピーハウス」「レモンティ」「ビールスカプセル」「I'M FLASH」「ユー・メイ・ドリーム」等数々の代表曲を発表し、次世代のバンドから次々とカバーされている。
海外のアーティストからのラブコールも多く、2013年のWILKO JOHNSONとの2度目の東京セッション、ロンドンセッションをはじめ、Elvis Costello、Bo Diddley、RAMONES、IGGY POP、Steve Douglas(The Ronettes、Phil Spector他)、Chris Spedding(Roxy Music)、Elliott Murphy、Solomon Burke、Albert King、The Rolling Stonesのツアーメンバーであるホーン・セクション/The Uptown Hornsらとライヴで共演、アルバムを共作。
N.YのCBGBでは過去2度出演し、2度ともSOLD OUTを記録する。
ジョン・レノン&オノヨーコの写真で知られる世界的に有名なNYCのフォトグラファー、Bob Gruenの写真集には"日本の最高峰バンド"として幾度も取り上げられている他、アメリカのA&Mレコード、フランスのスカイドッグ・レコード等とも契約。ビクター・スピードスターレコーズは創設以来20年在籍し、最新作「ROKKET RIDE」(2014)をはじめ、国内外を含め通算36枚のアルバム・16枚のシングルを発表している。