ウィルコ・ジョンソン (英)
ウィルコ・ジョンソン(Vo, G)、ノーマン・ワットロイ(B)、ディラン・ハウ(D)
永遠のギターヒーロー、Mr. マシンガン・ギターことウィルコ・ジョンソン。
70年代初頭からイギリスのパブロック・シーンを牽引し、後のパンク・ロック・ムーブメントの火付け役となったDr Feelgoodから始まり、Solid Senders、Blockheads、そしてソロと、長いキャリアを通して、正しくワン・アンド・オンリーと呼ばれるに値する、ピックを使わない鋭いカッティングとリードを同時に弾く奏法や、マシンガン・ギターと形容されるステージ・パフォーマンスに加え、素晴らしいソングライティングは世界中で数多くのフォロワーを生み、リスペクトされている。
近年では、ジュリアン・テンプル監督作品の映画「Oil City Confidential」やアメリカの人気テレビドラマシリーズ「Game of Thrones」にも出演。
そんな中、2012の暮れに末期の膵臓がんを宣告されたが、化学療法をせず、残りの人生を自らの命が枯れ果てるまでロックンロールを続けることを発表。親日家の彼は元気な内にと数度に渡って観光で日本に訪れた他にも、13年のフジロック、そして14年にはツアーの為に訪れ、これで見納めと思ったファンが殺到し、追加公演を含む6本のショーを全てソールドアウトに。ザ・フーのロジャー・ダルトリーと製作したアルバムもUKチャート3位の大ヒットを記録し、見事ゴールドディスクを獲得する。そして遂にその年の5月に手術を成功させ奇跡の大復活を果たし、15年には再びフジロックに訪れた。昨年2月には自伝本「不滅療法」を、3月には2枚組のベスト盤「I Keep It To Myself – The Best Of Wilko Johnson」をリリースし、彼の70歳のメモリアルイヤーとWilko Johnson Bandの30周年記念を祝って再度ツアーで来日。
そして2018年、何とオリジナルの新曲で構成されたアルバムだと30年ぶりとなるスタジオアルバム「ブロウ・ユア・マインド」(UNIVERSAL 6/15発売)を完成させた!