ザ・ウォーターボーイズ (英)
1983年、英スコットランド・エジンバラ出身のマイク・スコットを中心に結成。バンド名はルー・リードの曲の歌詞から名付けられる。NYパンク、ニュー・ウェーヴの 初期、その後の3rdアルバム『ディス・イズ・ザ・シー』では、ロックにケルティック・フォーク、アイルランド伝統音楽、プログレ、カントリー、ゴスペルなどを取り込んだ音楽性と、マイク・スコットの文学性豊かな歌詞が融合して高い評価を獲得、シングル「The Whole Of The Moon」は彼らの代表曲であるばかりでなく、プリンスがカヴァー、またU2の2017年のワールド・ツアーの導入歌として使用されるなどロック界の名曲。1988年、アイルランドに移住して制作された4thアルバム『Fisherman’s Blues』は、アイリッシュ・トラッドを大胆に取り入れた作品となり、大ヒットを記録。90年代はマイク・スコットは主にソロ活動を中心に行う。2000年代よりバンドとして、アルバムのリリース、ワールド・ツアーを精力的に行う。2014年にフジロックフェスティバルで初来日を果たし、2015年には単独初来日公演を行う。2019年5月、2年ぶりのニュー・アルバム『ホエア・ジ・アクション・イズ』を発売。同年フジロックフェスティバル出演。