カート・ヴァイル & ザ・ヴァイオレーターズ (米)
米フィラデルフィア出身、ザ・ウォー・オン・ドラッグスのギタリストとして活躍後にソロ・デビュー。2009年に米老舗<マタドール>に移籍しリリースした4thアルバム『スモーク・リング・フォー・マイ・ハロー』で一躍USインディー・シーンを代表するアーティストの一人に挙げられることになったカート・ヴァイル。さらに、13年にリリースした『ウェイキン・オン・ア・プリティ・デイズ』が2作連続でピッチフォークのベスト・ニュー・ミュージックを獲得。それから約2年振りとなる通算6作目のアルバム『ビリーヴ・アイム・ゴーイン・ダウン』を昨年9月にリリース。
エリオット・スミスなどで知られるロブ・シュナップフをプロデューサーとして迎え、ロサンゼルスやジョシュア・ツリーを含む様々な場所でレコーディングとミックスを敢行した結果、東から西まで国境を縦横無尽に行き来するサウンドの傑作アルバムで、米ロック・シーンを牽引するアーティストとなる。またソニック・ユースのサーストン・ムーアとキム・ゴードン、J・マスキス(ダイナソーJr.)、アニマル・コレクティヴのパンダ・ベア等がファンであることを公言している。