イノヤマランド

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PROFILE

1977年8月、山下康と井上誠は巻上公一のプロデュースする前衛劇の音楽制作のために出会い、メロトロンとシンセサイザー主体の作品を制作する。この音楽ユニットは山下康によってヒカシューと名付けられた。ヒカシューは同年秋からエレクトロニクスと民族楽器の混在する即興演奏グループとして活動を始めた後、1978年秋からは巻上公一(B,Vo)、海珠正道(G)らが参入、リズムボックスを使ったエレクトロ・パンクバンドとして1979年にメジャーデビューした。1982年以降、井上はヒカシューの活動と並行して山下と2人のシンセサイザー・ユニット、イノヤマランドを結成する。イノヤマランドは1983年にLP『DANZINDAN.POJIDON』を発表後、各地の博覧会、博物館、国際競技場、テーマパーク、大規模商業施設などの環境音楽を制作しながら、数年に一度のペースでコンサート活動とCD制作を行っている。