空気を紡ぐような声で歌うにしもとひろこ(たゆたう)と、泣けるフレーズからプログレまで独自の音色を奏でるヴァイオリニスト・作曲家のイガキアキコ(たゆたう)、ジャズから民謡まで圧倒的な歌唱力を持つ下村よう子(かりきりん)と、暖かい音色とフレージングに定評のあるベーシストの宮田あずみ(かりきりん)、さらにクラシック・ラテン・アフリカン等ジャンルを跨ぎ活躍するパーカッショニスト池田安友子の5人で構成された、京都発のガールズバンド。
言葉とメロディの美しさを重視し、ポリリズムやポリフォニーを用いて様々な情景を歌い上げる。
綿密な構成と同時に、即興性のある楽曲、力強さと繊細さを持ち合わせる「うた」の可能性を追求し、独自の民族音楽を形成している。
完全に溶け合うことのない5人の独特なハーモニーから作り出される音楽は、細胞を震わす「体験」と呼ぶにふさわしい。