ジョン・バトラー・トリオ (オーストラリア)
オーストラリア出身のジョン・バトラーを中心としたトリオ+。ジョン・バトラーは、90年代後半から路上ライブで音楽活動を開始。2000年にはトリオ編成となり『Three』を発表。ブルース、レゲエ、フォークやヒップホップ等を独自に解釈、吸収した土臭くスピリチュアルなオーガニックな音楽性に圧倒的なギタープレイ、特にスライド・プレーには目を見張る物が有り、ファンキーな独特のルーツ・ミュージックを展開している。04年には大ブレイク作となった『Sunrise Over Sea』をリリース。3年後の『Grand National』は世界中で大ヒットし、本国だけでも80万枚を売上げ、アメリカのラジオ・チャートでも1位を獲得し、ワールドクラスのロック・バンドに成長した。今やオーストラリアの国民的バンドで、インディペンデントなアーティストとして数多くの記録を作り続けている。アメリカやヨーロッパでも幾多のソールド・アウト・ツアーを行っているのに加え、ロラパルーザからボナルー、モントルー・ジャズ・フェスティヴァルからグラストンベリーやニュー・オーリンズ・ジャズ・フェスと、多くの大型フェスに人気バンドとして出演している。ここ日本でも4度のフジ・ロック、4度の単独ツアーを成功させている。
そして前作『フレッシュ&ブラッド』のツアーからニッキー・ボンバに代わり、ドラムにグラント・ゲラシーが加入。かつてザ・レイ・マン・スリーというソウル/ファンクバンドでベーシストのバイロン・ルーターズとリズム・セクションを担っていた2人のコンビは鉄壁で、更にタイトに進化した新生トリオで世界中を熱狂の渦に巻き込んだ。